paiza株式会社様
人事部 武島 拳斗様
【事業内容】
プログラミング転職・就職サイトの運営
プログラミング学習・スキルチェックサービスの運営
①.ご担当者様の経歴を教えてください。
武島様:
大学卒業後、電子部品メーカーに入社して、新卒で人事部に配属されました。学生時代のアルバイトがきっかけで組織行動論のおもしろさに目覚め、それからずっと「人と会社を橋渡しする仕事がしたい」と思っていました。面接の時から「人事に入りたい」と伝えていたので、その希望が叶ったかたちでした。その会社には5年程勤めていましたが、その間、新卒採用を約3年、海外人事を約1年、担当していました。その後、外資系の会社に転職し、中途採用や人事制度の運用、人材育成など、人事全般の業務に2年半程携わりました。
paiza(パイザ)に転職してきたのは、2021年10月のことです。弊社はITエンジニア向け国内最大の転職・就職・学習プラットフォーム「paiza(パイザ)」を運営していますが、折からのITエンジニア不足や、コロナ禍でのDXの加速等で引き合いも多くあり、現在弊社のビジネスは急拡大している状況です。それに伴い多くの部署で採用ニーズが次々に発生しています。タイムリーに適切な人員を補充し、入社後はスムーズに活躍できるよう支援をしていくことが、人事である私のミッションだと考えています。
②.どのような人事課題がありましたか?
武島様:
昨年10月に入社したのですが、そこから中途採用27名という目標を達成する必要がありました。エンジニア採用はもちろん弊社のサービスで進められるのですが、採用ニーズがあるのはエンジニアの部署だけではありません。それまで弊社では年間10名程度の採用が続いていましたので、必要最低限のエージェントとしか契約を結んでいませんでした。具体的な数でいうと、10社程度ですね。ダイレクトリクルーティングやスカウトソーシングも活用してはいましたが、それほど大きな規模ではありませんでした。
ここから一気に採用規模を拡げていくためには、やはりエージェントを開拓していかなければならないだろうと考えました。しかし、エージェントを開拓すると一口に言っても、商談をしてから契約を結ぶまでのプロセスにはかなりの時間と労力がかかります。
私が知っているエージェントの数もそれほど多くはありませんでしたし、採用にあたるチームメンバーは私を含め2名と人的リソースも限られていました。そのような中で、弊社の採用に適切なエージェントをどのように見つけ、どのように結びつきを作っていくかという問題が一番の悩みどころでした。
③.なぜナンバーズを選ばれたのでしょうか?
武島様:
打ち手を見つけられず悩んでいたところ、お付き合いのあった会社からナンバーズのエージェントネットワークサービスを紹介されました。早速問い合わせると、ナンバーズから「日本全国約5,000社に及ぶ豊富なネットワークを活用して、一気に約100社のエージェントを集める」という大変魅力的な提案をいただきました。自力で1社1社開拓していくとなると、計り知れない時間と労力がかかりますが、ナンバーズを利用すれば、1時間の説明に対して約100社ものエージェントを集められるということになります。大きな負担軽減になるだろうと感じました。
他のサービスとも比較はしましたが、ナンバーズのサービスが一番即効性がありそうだと感じました。やはりエージェントを100社集めるという提案のインパクトは大きかったですね。業務委託でリクルーターを雇うという選択肢も検討したのですが、そもそもエージェントの数を増やさないことには推薦は上がってこないだろうと考えました。
当時はエージェント向けに弊社の魅力を説明する採用資料も十分に用意ができておらず、一から構成を考えて作らなければならない状況でした。ナンバーズはそこへのサポートも可能とのことで、非常に心強いサービスだと思い、2021年12月に正式に契約を締結しました。
④.ナンバーズのサービス導入後に変化や成果はありましたか?
約半年間の契約期間中、新たに59社のエージェントと契約を締結することができました。当時は営業職の採用に苦戦をしていたタイミングでしたので、ナンバーズのネットワークの中でも特に営業職の採用に強いエージェントを中心にご紹介いただきました。
エージェント向けの説明会実施に際しては、企画や準備の段階から、当日のファシリテーションや質疑応答についてもご支援いただけました。メールマガジンの配信を通じて、説明会の案内やフォローアップをしていただいたおかげで、当日出席できなかったエージェントとも契約を結ぶことができました。契約を結んでいく段階においても、事前にエージェントについて説明いただけたり、契約条件のすり合わせの交通整理役を買って出ていただいたりと、大変手厚いサポートでした。
エージェント向けの採用説明資料の作成において、どのような構成にすべきなのか、なにを書くべきなのか、アドバイスをいただけたのも大変心強かったですね。エージェント目線でのご助言や、他社事例のご紹介もいただけたので、それらを参考にしつつ資料を完成させることができました。 結果的に、新たに契約した59社のエージェントからは200名を超える推薦があり、そこから3名の応募者に入社していただけました。最終選考まで進んだ応募者まで含めると、もっといたと記憶しています。ナンバーズとの契約が終了した現在でも、毎月20名程度の推薦が継続して上がってきている状況です。
⑤.採用面での今後の展望や抱負はありますか?
弊社の採用の方針として、各部署の採用ニーズに応えることはもちろんですが、それだけではなくビジョンへの共感をとても重視しています。満足の行く結果を出すことができるよう、弊社が求めている方々に対してpaizaの存在を広めていくことを直近の目標としています。そのための手段はいろいろとありますが、例えばエージェントを経由するのであれば、弊社のビジョン、ビジネスモデルの魅力や成長性についてどのように候補者に説明してもらうかが非常に重要なポイントとなります。
今回、ナンバーズのサポートにより、契約しているエージェントの数は大きく増やすことができました。今後は、契約を結んだエージェントとの関係を深めていくことに焦点を当てていきたいと考えています。エージェントの方々に、弊社を積極的に候補者に紹介したいと思っていただけるようになれば、必然的に弊社に対する認知はより高まっていくはずです。
パートナーシップを構築したエージェントとはコミュニケーションの回数が増えますので、お互いの目線を合わせやすくなります。結果として、弊社が求める人材を推薦していただけるようになり、効率のよい採用活動にもつながります。エージェントとの信頼関係をより深く構築していくというところが、人事として取り組むべき今後の大きな課題だと考えています。
⑥.最後に、ナンバーズを利用した総合的な感想をお願いします。
約半年という短期間でエージェントの数を一気に59社も拡大することができたのは、ナンバーズとの出会いがあってこそだと考えています。エージェントを紹介して終わりではなく、説明会の実施から、契約を締結して推薦が上がってくるところまで、弊社に寄り添っていただけました。採用進捗が出てきてからも、関係性を強めたいエージェントに対する説明会の追加開催や、それに合わせた採用説明資料の見直しなど、終始、きめ細やかなサポートでした。
当時は、各ポジションにおける採用に関するノウハウが社内にあまり蓄積されておらず、それについても大きな課題となっていました。採用ではどのようなペルソナを設定するかが肝要ですが、その点についても親身にアドバイスしていただきました。初期の段階では出身業界を限定するなど、厳しめの要件を設定していたのですが、本当にそのままでよいのか、他社事例も含めて助言していただいたおかげで、現場とのすり合わせも進めやすくなりました。
お打ち合わせでいただいたご提案に違わず大きな効果があったこと、実際に効果が出てくるまでの期間が短かったこと、そして弊社のエージェントネットワーク構築に二人三脚で伴走していただけたこと。今回、ナンバーズのサービスを利用して、本当によかったと感じています。