新卒採用における人材紹介会社の紹介手数料を調査！

近年、新卒採用の競争は一層激化しており、母集団形成の手段として人材紹介会社を活用する企業が増加しています。

その一方で、

• 紹介手数料の水準は適切か
• 昨年より紹介の数が減っている
• 人材紹介を利用したいが、相場がわからない

といった課題や疑問をお持ちの人事担当者様も多いのではないでしょうか。

本レポートでは、新卒採用における人材紹介会社の紹介手数料について、実態調査に基づくデータをもとに、相場や活用状況を整理しています。
貴社の採用コストの適正化や、紹介会社の選定・活用方針を見直す際の参考として、ぜひご活用ください。

人材紹介会社とは？

人材紹介会社（エージェント）とは、企業と求職者の間に立ち、最適なマッチングを支援するサービス提供会社のことです。
厚生労働省の許可を受けて運営されており、正式には「有料職業紹介事業者」とも呼ばれます。

求職者に対してはキャリア相談から求人の紹介、応募書類の添削や面接対策などを無料で行い、企業に対しては採用要件に合致する人材を提案します。

【仕組みは？企業が採用した時点で手数料が発生】

人材紹介会社の主な収益は「成功報酬型」です。
紹介した人材が企業に採用されて初めて、企業側から「紹介手数料」が支払われます。

新卒人材紹介における紹介手数料とは？

今回は新卒人材紹介の「紹介手数料の定価」について整理します。

上記グラフから、紹介手数料を100万円以上に設定している会社が全体の66.7%を占めていることがわかります。

次に昨年度の紹介手数料と比較をしてみましょう。

上図から、昨年度より紹介手数料の下限が引き上がっていることがわかります。
では、なぜ紹介手数料が高騰しているのでしょうか？

主な要因は下記のとおりです。

• 人材紹介会社が学生集客にかかる広告費・マーケティングコストの上昇
• 就職活動の早期化・長期化によりキャリアアドバイザーの稼働時間が増加
• アドバイザー人件費や業務運用コストの上昇

これらにより、紹介手数料の定価が年々引き上げられる傾向にあります。

推薦数を増やすためにできること

なお、今回のご紹介している紹介手数料はあくまでも定価であり、実際の取引価格は企業によって異なります。

• 定価よりも安価で契約している企業
• 逆に定価以上の手数料を支払っている企業

といったケースも存在します。
そのため、報酬額によって紹介の優先度が変わることがあります。

紹介を優先的に受けたい場合、下記のようなアクションも有効的です。

• 紹介手数料の水準見直し（報酬額アップが優先紹介につながることも）
• 紹介会社への情報提供や連携強化（自社の魅力を正しく伝える）
• 定期的な面談・コミュニケーションの実施（エージェントとの関係構築）
  
  
  

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もっと詳しく知りたい方は下記リンクよりレポートをダウンロードできます。

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人材紹介会社アンケート／新卒採用における紹介手数料レポート.pdf

【レポート内容】
✅ 新卒紹介における紹介手数料（定価）の実態
✅ 文系・理系学生の紹介手数料（定価）および保有学生層の特徴
✅ 新卒採用における「採用単価」の傾向とその背景要因
✅ 27卒（2027年卒業予定者）紹介への切り替え時期の動向

【調査概要】
・対象期間：2025年5月12日～ 2025年5月27日
・対象　　：新卒紹介サービスを提供している人材紹介会社
・回答数　：30社

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