NEWS 2025/07/02

メンター制度についてインタビューを実施いたしました

今年から新たに導入されたメンター制度。
今回は、メンターの山下さんと、最近入社したメンティーの水野さんに、実際の制度の様子や、それを通じて感じたことについて語っていただきました。

1. 自己紹介と現在の取り組み

──はじめに、簡単な自己紹介をお願いします。

水野さん: 水野と申します。ナンバーズには2025年の4月に入社しました。これまでは事業会社2社で、主に人事の採用担当としての経験が長いです。今回が3社目で、現在はクライアント2社を担当しています。

山下さん: 山下と申します。2024年の2月に入社したので、1年と少し経ちました。前職でWebサイトを制作する会社にいた経験を活かしながら、今は主に1社の担当と、プロジェクト全体の進行やクリエイティブ関連の話にも関わっています。

──ありがとうございます。早速ですが、ナンバーズのメンター制度では、具体的にどのようなことをされているのでしょうか?

山下さん: 月に1回を目安に面談をしています。「最近大丈夫ですか?」「馴染めてますか?」といった声かけから、業務上で悩んでいること、さらには社内の人間関係や、ナンバーズの文化や特徴についてなど、幅広く話しています。
新しく入った方はまだ分からないことが多いと思うので、そういった情報を共有して、早く馴染んでいただけるようにサポートするのが目的です。

ただ、水野さんの場合は、すでによく馴染んでいて(笑)。
何か問題を抱え込んでしまうというよりは、色々な人に相談できているイメージなので、仕事の話に限らず、プライベートの話もしながら仲良くなる、というサブ目的も持って毎回お話しています。

2. 入社前後の不安や疑問

──では、メンティーである水野さんにお伺いします。入社前後で、どんな不安や疑問を感じていましたか?

水野さん: 正直に言うと、仕事内容に対する不安はあまりありませんでした。前職でRPO(採用代行)の会社に発注する側にいたので、業務の進め方についてはある程度想像がついていたんです。
ただ、入社直前まで、どのクライアント企業を、どの部署で担当するのかがわからなかったので、「どんな案件に配属されるんだろう?」という点は気になっていましたね。

3. 制度で印象的だったサポートややりとり

──その中で、メンター制度がスタートして、印象的だったサポートややりとりはありましたか?

水野さん: まず、会社がランチ代を出してくれるのが、すごくありがたいなと(笑)。感謝と驚きがありました。「いい会社だな」って。

やりとりで言うと、山下さんがすごく気軽に誘ってくださったのが印象的です。
何か目的が明確にあるというより、「まずご飯に行きましょう」というスタンスだったので、こちらも身構えることなく、カジュアルにお話ができて助かりました。

4. 制度があることで聞きやすかったこと

──制度があることで、「ここは聞きやすかった」「安心できた」と感じたことはありますか?

水野さん: 上司の方がどういうお人柄なのかとか、直接は少し聞きにくいようなことを聞けたのが良かったですね。

5. 制度を通じて変化したこと

──なるほど。ではこの制度を通じて、ご自身の業務理解や社内での動きにどんな変化がありましたか?

水野さん: 最初の面談の時に、山下さんから「どうして転職したんですか?」「何がやりたいんですか?」といった質問をされたんです。
それによって、改めて自分の入社理由を言葉にする機会になりました。自分の入社目的を再認識できて、すごく良かったなと思います。やる気が出ました。

6. メンターとして意識したこと

──メンターとして、水野さんと関わるにあたり、最初に意識したことはありましたか?

山下さん: 実は、水野さんのメンターになることは、本人がいる前で発表されて知ったんです(笑)。
彼の第一印象が、すごくノリが良さそうな「体育会系」だったので、「大丈夫?」と丁寧に聞くよりは、「行こうぜ!」みたいなフランクな接し方のほうがいいのかな、と。
あまり気張らずに、話しやすい雰囲気を作ることを意識しました。

7. メンターとして役に立てたと思えた場面

──水野さんと接する中で、「これは役に立てたかな」と思えた場面はありましたか?

山下さん: うーん、正直なところ、業務について具体的なアドバイスをしたというよりは、彼が日々感じていることや、プライベートな悩みを聞いて、「そっかあ」と受け止めることがほとんどでした。
彼が何でも話せる相手として、少しでも役に立てていたなら嬉しいです。

水野さん: プライベートの相談に乗ってもらえたのは、本当に助かりました(笑)。

山下さん: (笑)。

8. 制度を通じて得た学びや気づき

──逆に、水野さんとの関わりを通して、ご自身の学びや気づきはありましたか?

山下さん: それはありました。実はもう一人、別の方のメンターもしているのですが、二人との関わりを通じて、「何か困ってることありますか?」という抽象的な質問では、明確な悩みがない限り「特にないです」という答えが返ってくることが多いと実感しました。

これはお客様との関係でも同じで、「以前こう仰っていましたが、その後どうですか?」というように、過去の話を覚えた上で具体的に投げかけると、相手も話しやすくなるんですよね。
メンターとしての経験が、そうしたコミュニケーションのヒントになりました。

9. 感謝していることや印象に残っていること

──最後に、お互いにこの期間を通じて、感謝していることや印象に残っていることがあれば教えてください。

水野さん: 入社して一番プライベートな話ができた先輩で、ご飯に連れて行っていただいたり、話を聞いていただいたりしたことが、純粋に嬉しかったです。
不安はなかったとはいえ、より安心して仕事に取り組めるようになりました。
本当に感謝しています。来月もよろしくお願いします(笑)。

山下さん: こちらこそ(笑)。
美味しいご飯を食べながら楽しくお話できるのはもちろんありがたいですが、メンターという役割をいただいたことで、私自身も「会社のことをちゃんと伝えなきゃ」と意識するようになりました。普段の業務をただこなすだけでなく、新しいメンバーのために自分も会社のことを改めて学ぼう、と。
そういう意識の変化をもたらしてくれた、良い機会だったなと思っています。

10. 今後のメンター制度に期待すること

──メンター制度が今後どのように広がっていくと良いと思いますか?また、期待することがあれば教えてください。

水野さん: 採用段階でこの制度があることを伝えれば、会社の良いPRになるんじゃないかなと思います。

山下さん: 確かにそうですね。あとは、メンターとメンティーの組み合わせは、本来は違う部署同士で行うので、お互いの業務内容がわからない中でのコミュニケーションは、人によっては難しい部分もあるかもしれません。
そのあたりをうまくサポートする仕組みや、他の社内制度との違いを明確にすることも、今後より良くしていくためのポイントかなと思います。
社員名鑑やMBTI診断の結果などを活用して、相性の良さそうな人を誘ってみるのも面白いかもしれませんね(笑)。

お二人とも、インタビューのご協力ありがとうございました!!